5月13日(土) 予選(雨)
朝から予報どおり雨です。練習時間は20分間。
“富士スピードウェイ”は、1周が長いため、およそ5〜6周ほどしかできません。
この5〜6周で全てを把握しなければなりません。
日比野の練習は昨日の作戦どおりNA“1号機”で臨みます。
1周目、勢いがあり過ぎてのスピン。
2周目もハーフスピン。ここで何とピットイン。
ファンベルトが外れるというトラブルにみまわれ、水温が120℃を超えます。
練習時間もわずかなことから、念の為雨用に車高を1cmほど上げた“2号機”に乗り込みます。
1周目、スピン。 2周目、同じくスピン。
ここでチェッカーフラッグが振られ、練習走行が終了となりました。
結局予戦は2周しかしていないものの、乗りなれているNAの“1号機”を使用することに決めます。
ただ300Rの立ち上がりは、練習で使用した195―55―15のタイヤサイズだと3速で9500回転も回ってしまうことから195―50―15に換え、4速での進入に切り替えます。その他にも、リアのグリップが少々不足気味に感じることからリアのバネを6Kから5.1Kに変更し、アルミも通常使用している9Jのマグホイールから8Jのアルミホイールに変更します。これで随分とリアのトラクションがかかるはずです。
結局、予戦3本は逆にリアのトラクションがかかり過ぎ、フロントが上手く入らない車を、日比野は必死に車をコントロールしたものの、本来の走りが出来ず予戦不通過となりました。
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